『ピースリーダーのストレス』第4話 何も知らずにRPGするべからず

僕が初めてプレイしたロールプレイングゲームは、『ドラゴンクエスト2』である。確か小学校2年生の時だったと思う。いとこからいくつかもらったファミコンのカセットの中に入っていたのだ。

『ドラゴンクエスト2』は、始まるとまず王様の話を聞き、宝箱の中にあるどうのつるぎ、かわのよろい、やくそうをプレゼントされ、そして冒険に出るのである。

この『ドラゴンクエスト2』は貰い物なので、説明書はなく、プレイの方法も特に教わってはいない。

この時僕は小学校2年生なので、まだ「そうび」や「やくそう」という言葉の意味も知らなかった。

でも道具屋に行くと物を買ったり売ったり出来るということは知っていた。

だからまずは道具屋に行って、貰ったつるぎやよろい、やくそうを全部売ってみた。

すると多額のお金を手に入れることができた。

「ラッキー!お金ゲット!」

そして気分よく冒険に出掛けると、最初に一番弱い敵であるスライムと出会う。

「うわ、強いな」

何とか勝利したが、次に出会った2番目に弱い大なめくじに負け、死んでしまった。

何の武器も持たない勇者は弱かった。

「そうび」や「やくそう」の言葉の意味を知ったのは、それから約半年後のことだった。



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